トビタケ探索2021.8.19

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2021年8月19日、例年だと9月下旬からスタートするキノコ狩りですが、今年は夏に出るキノコである『トビタケ(トンビマイタケ)』をどうしても拝みたく、生えそうな所をネットで探して無計画に探しに出かけました。その時の記録です。

  • 採集時間;8:00~11:00(蔵王)
         14:00~15:30(小国)
  • 成果:0本

トビタケとは

トビタケ(正式名称トンビマイタケ)とは、夏の暑い時期から生えてくるマイタケの仲間で、ブナの木に生えるキノコです。生えている所を一ヵ所見つけるとハケゴが満帆になる位の収穫量を誇るらしいです。バター炒めや甘辛煮、天ぷらなどにすると絶品らしいです(。-`ω-)

私は、夏の暑い時期はあまり釣りに行かないため、何か実のあることをしないなぁと考えていたところ、友人が夏はトビタケが採れると話していたのを思い出しネットで検索して見ました。

ネットからの情報

  • 採集のピークとしては、お盆の時期らしですが8月上旬~9月上旬まで採れるらしいです。
  • 生えている所はブナの木での根元。
  • 出回っている写真では、大木に生えている。
  • (友人情報)尾花沢周辺で良いく食卓に並ぶ。
  • 触ると黒く変色するが、美味しさは変わらず。
  • 真室川周辺もいいらしい。

 

仕事が休みだったので蔵王の上の方に探しに行ってみた。

8月19日その日は、仕事が休みであったので蔵王にトビタケ探しに行ってみることにした。近場でブナ林が何処にあるか分からなかったが、蔵王の上の方に行けばブナ林があるのではと考えて車を走らせた。猿倉からさらに上に行きブナの木がポツポツと見え始め頃を見計らって入山した。

天気が良く快晴であった。山の上の方でも28℃近くあり、湿気がすごかった。車から出るだけで汗がジワジワと出てくるレベルだった。少し急な坂道を登り切っただけで相当体力が削られる。。。そして、周りにブナの木を探してみて回りながら峰まで到達、そして悟った。。。ここには生える雰囲気が感じられないと。。。しかも、アブがやべーわんさか寄ってくる退避せねばと。今までアブに悩まされたことは殆ど無く、よく親父が釣りに行ったときアブがヤバかったという話に聞くが、実際にヤバい状況に遭遇したことが無かったので、対策もしていなかった。今回いった蔵王では、アブが常に追跡してきて、隙あらば体にとまろうとする。とまると刺されるおそれがあるので→私は常に手を振っているor飛行が困難な藪の中を進む→体力消耗といった感じで、秋のキノコ狩りの比でないほど疲れた。

3時間ほどで完全に諦めて、下山した。良さげな楢の木は結構あったので秋に巡回してみるのはいいかもしれない。

自宅に帰って、作戦の練り直し

自宅に帰り、スパゲッティを食べながら、再度トビタケについてグーグル先生に聞いてみた。

そして、ブナの『森』の中を探した方が良いのではという結論に至り、白い森で有名な小国に行ってみることにした。小国とトビタケをセットで検索しても結構ヒットしたので、これは採れる!と思った。

昼食を終え、すぐに上山から小国へ向け出発した。途中、飯豊の道の駅により、山菜直売所でキノコの状況を確認した。直売所には、栽培もののトビタケが販売されていたが天然物は置いていなかったのを見て、少し不安がよぎった。景気づけに600円する牛串しを食べた。そのあと、車に戻る際に自販機でメロンソーダを購入したら『2222』が出てた。もしかして当たったのかと思い、もう一度メロンソーダを押してみたら、もう1本出てきた。今までで初めてかもしれない。。。どうせなら、大きなペットボトルのやつを選択しておけば良かったとあとで少し後悔した。

テキトーに入山

小国のどこを探せばいいか分からなかったので、ドライブしながらブナの木が多そうな所+車が停めれれそうな所を探して入山した。沼沢の国道113号線、紅葉橋の手前に車を停めた。あたりにはブナの大木が点々と生えており、期待を胸に坂を登って行った。。。

1時間経過

何も見つからなかった。それどころか疲労感が半端なく、汗で着ていた服がずぶ濡れ状態、足を止めて休んでもアブが寄ってくるので手は降り続けなくてはならない。。。体の中の熱が下がらず気分が悪くなってくる始末。生命の危機を感じ、撤退することにした。

車の冷房をガンガンかけて帰路に着いた。着替えを見って来ていなかったので、上着だけ脱いで、汗で濡れたTシャツのまま。。。

その夜、激しい頭痛に苛まれ、ロキソニンを内服した。水分だけでなく塩分接種もしっかり行っておけば良かったと後悔した。色んな意味で、準備不足であった。次回はもっと情報収集と、着替えなどの準備を整えて、夏山のキノコ採りに挑みたい。

小国での1枚。急な崖を木の根や枝で持って支えながら降りて行った。降りてきたところを見上げたら、ヤバい急な崖で、滝の2m横(写真右側)だった。

8月24日小国リベンジしてみました。記事は近日アップします。グロテスクな写真を掲載するので、苦手な方は閲覧注意です。<m(__)m>

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