自宅から見える蔵王に雪が積もってきているので、仕事が休みの日を見計らって愛車のエクストレイルにスタッドレスタイヤを武装させました(。◕ˇдˇ◕。)/
毎年、山に雪が積もり始めると交換するようにしています。
●自分で交換するメリット
タイヤの履き替えってタイヤ屋さんやガソリンスタンドに依頼すると、店にもよりますが大体2,000円位かかります。2,000円の出費ならお店に任せる。はたまた、2,000円は勿体ない自分で交換する。と2つの考え方がありますが私の場合は後者です。
自宅に道具も揃っているので毎年交換は自分で行っています。わが家には車関係の仕事をしている人がいないのですが、、、なぜかとてもゴツイジャッキーが有ります。
さらに、自分で交換するとタイヤ状態を把握できますし、空気圧の調整もできるようになります。
●交換の手順
- 倉庫から交換するタイヤを引っ張り出す。
- あらかじめトルクレンチを使用し、ナットを緩めておく。
- 交換するタイヤ付近をジャッキ―を使用し持ち上げる。
- ナットを外し、新しいタイヤに交換する。
- 外したナットに潤滑油を注して、ナットを軽く装着する。
- 対角線上に徐々にナットを閉めていく。
- ジャッキーを解除し、車を下げる。
- 同じ要領で残り3本のタイヤを交換する。
- 4本交換が終了したら、トルクレンチを使用しナットがしっかり締まっているか確認する。
- 運転席のドアに貼ってあるシールで車の適正空気圧を確認。(前輪後輪に違いがある。)
- タイヤの空気圧を確認し、補充する。
- (外したタイヤの空気圧を確認し、補充しておく。)
こんな流れとなります。所要時間は30~40分といったところでしょうか?12番は今回からやり始めました。
目次
●1~2 タイヤのナットを緩める所まで
交換は広い所で行いましょう(。◕ˇдˇ◕。)/まずはスタッドレスタイヤを準備。
トルクレンチを使って全てのタイヤのナットを少しだけ緩めます。ここで緩めておかないと車を上げた時にナットが外しにくいです。
●3~4 タイヤ交換まで
タイヤを交換できるようにジャッキで車を上げるわけですが、4本同時に持ち上げることはできません。
家庭用ジャッキではほとんどが一本ずつ、または2本のタイヤしか上げられません。ジャッキーを何処にセットするかで決まるのですが、セットする位置は車によって異なります。
ちなみに、ジャッキをセットする位置はほとんどの場合、タイヤの横、車の中心側にあります。その場合は1本ずつの交換となります。
私が使用するジャッキは受け皿が大きいので、車を傷つけないようにジャッキ受け皿と車のジャッセット部の間にタオルを挟んで作業を行うようにしています。車を上げる高さはタイヤが2~3㎝浮けばOKです。
次に、タイヤが浮いた状態でナットを外していきます。私の家にはエアーインパクトレンチがあるのでとても楽に作業を進めることが出来ました。
ナットを全て外したら、タイヤを引き抜きます。そして、新しいタイヤをはめ込みます。
●5~8 タイヤ4本交換し終えるまで
交換したタイヤをナットで締める前にやることが有ります。ナットの内側に潤滑油を注します。潤滑油は良く聞くクレ556などで良いです。私が交換した時はいつも使用しているクレ556が見当たらなかったので、チェーン専用のプレミアム潤滑剤なるものを使用しました(一一”)
潤滑油を注さないと次回ナットを外すときに錆びついたりして、ナットを外すのが大変になる時があります。また、以前はボルト部にクレ556を吹きかけていたのですが、ブレーキプレートに掛かると怖いのでナットに注すように変えました。
手でナットを回して装着していきます。手締めである程度閉めたら、インパクトレンチで対角線上に少しずつナットを締めていきます。対角線上に少しずつ締めることで軸が歪んで締まるのを防ぎます。
エアーインパクトで締まらなくなったら、ジャッキを解除して車を下ろします。
ここまでの作業を残り3本行います。
●9 トルクレンチでしっかりナットが締まっているか最終確認
タイヤが地面についた状態で、ナットがしっかり締まっているか最終確認です。トルクレンチで十分に締めていきます。ここでも対角線上に締めを確認していきます。
※この作業はタイヤ1本交換毎に行っても大丈夫です。
●10~11 タイヤの空気圧を確認
最後にタイヤの空気圧を確認していきます。車にあった空気圧というものが存在し、その空気圧は前輪後輪で違いがあります。
車の空気圧を確認するためには、運転席のドア側面に貼ってあるシールで確認します。下の写真の場合ですと、前輪が280kPa、後輪が260kPaとなります。
私の家には、コンプレッサーと空気詰めの工具があるのでメーターを見ながら適正空気圧まで補充します。最初はタイヤの空気圧が高すぎるという事はないと思います。丁度良いか少し足りない位なのでは無いでしょうか?
空気詰めが無い場合は近くのガソリンスタンドで補充してもらいましょう。無料でしてくれると思います。
●12 片付けるタイヤの空気圧を確認
この作業は今まで行ってきませんでしたが、今回から実施するようにしています。
倉庫にしまう前に、11番で使用した空気詰め器でタイヤ内圧を確認します。交換したタイヤの時と同様、丁度良いか低い圧力になっていると思うので調整しておきましょう。
作業終了です。(∩´∀`)∩お疲れ様でしたです。これで雪道対策は一応完了です。皆さんも早めの交換を心がけましょう!!
今回のBESTショット